足玉(読み)アシダマ

デジタル大辞泉 「足玉」の意味・読み・例文・類語

あし‐だま【足玉】

上代に、足首に巻きつけた装飾用の玉。
「―も手玉ただまゆらに織るはたを」〈・二〇六五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「足玉」の意味・読み・例文・類語

あし‐だま【足玉】

〘名〙
① 上代に、足の飾りとしてつけた玉。
書紀(720)仁徳四〇年二月「皇女の賚(もた)る所の足玉、手玉
万葉(8C後)一〇・二〇六五「足玉も手珠(ただま)もゆらに織るはたを君が御衣(みけし)に縫ひもあへむかも」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android