デジタル大辞泉 「足結ふ」の意味・読み・例文・類語 あ‐ゆ・う〔‐ゆふ〕【▽足結ふ】 [動ハ四]旅行や労働などの際、行動しやすいように、袴はかまの裾をひもでくくり結ぶ。「湯種ゆだねまくあらきの小田を求めむと―・ひ出で濡れぬこの川の瀬に」〈万・一一一〇〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「足結ふ」の意味・読み・例文・類語 あ‐ゆ・う‥ゆふ【足結】 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙 上代、袴を着けたひざの下辺りを紐でくくる。足結いをする。[初出の実例]「ゆ種蒔く新墾(あらき)の小田を求めむと足結(あゆひ)出で濡れぬこの川の瀬に」(出典:万葉集(8C後)七・一一一〇) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例