跡見の茶事(読み)アトミノチャジ

デジタル大辞泉 「跡見の茶事」の意味・読み・例文・類語

あとみ‐の‐ちゃじ【跡見の茶事】

茶事七式の一。茶会のあとで、参会できなかった希望者に、その道具の取り合わせや趣向などを見せるために行う会。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 出典 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「跡見の茶事」の意味・読み・例文・類語

あとみ【跡見】 の =茶事(ちゃじ)[=茶(ちゃ)の湯(ゆ)・茶(ちゃ)

  1. 茶事七式の一つ。朝の茶事または正午の茶事の後、引き続き行なうもの。参会できなかった招待者、または当日招待しなかった人々の申込みにより、前の茶事の趣向や道具をそのまま見せる。跡見
    1. [初出の実例]「跡見之茶之湯之事」(出典:茶道便蒙抄(1680)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android