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桟橋 さんばしpier

翻訳|pier

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

桟橋
さんばし
pier

船舶の係留貨物の積卸しや船客昇降に利用する埠頭の一種。海面へ降ろした脚体に桁を渡し,床板を張ったものであるから,岸壁と違ってその下は海水が自由に出入りする。なお潮の干満差が大きい場合には,桟自体を水面に浮かべる浮桟橋構造をとることもある。

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デジタル大辞泉の解説

さん‐きょう〔‐ケウ〕【桟橋】

谷間のがけなどに高く架け渡した橋。かけはし。
さんばし。

さん‐ばし【桟橋】

船を横づけにして、人の乗り降りや貨物の積みおろしなどができるように、岸から水上に突き出して造った構築物。床面を木・鉄・コンクリートなどの柱で支える。
建築現場などで、高い所に上るために傾斜をつけて足場にかけ渡す板。

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百科事典マイペディアの解説

桟橋【さんばし】

船を接岸・係留するための構造物で,水中に立てた脚部に床を張ったもの。岸から直角または斜めに突き出し,その両側に係するのが普通。軟弱地盤にも適し,地震に強いが,船による衝撃にやや弱い。

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世界大百科事典 第2版の解説

さんばし【桟橋 pier】

船を接岸係留して乗客の乗り降り,貨物の積卸しを行うための構造物。主として,木材,鋼材,鉄筋コンクリート製の杭で作られる脚柱と,これで支えられた床版および陸岸の護岸とを結びつける渡橋とからなり,直接背後の地盤を支え,海岸側を垂直面にして船を接岸できるようにした岸壁や物揚場とは異なる。桟橋のうち陸岸に平行なものを横桟橋shore‐bridgeといい,横桟橋の渡橋が長い場合にはデタッチトピアdetached pierと呼ぶ。

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大辞林 第三版の解説

さんきょう【桟橋】

谷を横切って高く架けた橋。かけはし。
さんばし。

さんばし【桟橋】

港で、船を横づけにするために陸から海に突き出して設けた構造物。
建築現場で、高い所へ登るための勾配のある足場。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

桟橋
さんばし
pierlanding pier

船舶を係留する係船施設の一種で、脚柱構造物に桁(けた)を渡し、その上に床版を張る形式をもつもので、岸壁とは構造的相違があるだけで機能的には変わりはない。平面形状では、陸岸から直角に突き出し幅広い桟橋構造とする突堤桟橋と、陸岸に接して桟橋を平行につくる横桟橋、陸岸から離れた適当な水深の所に幅の狭い桟橋を設ける島桟橋とがある。また脚柱の構造により杭(くい)式、筒柱式、橋脚式に分類される。
 桟橋は軽量構造であるため、軟弱地盤の箇所にも適しており、耐震構造をとることも比較的容易である。岸壁と異なり前面水深を増加する措置がとりやすく、水流を妨げず反射波を抑制するので港内の動揺を小さくさせる。しかし、船舶が接岸するときの衝撃に対しては比較的弱く、防衝工の検討が必要であり、また荒天時の波で上部の床版に下から揚圧力が作用し、被害を受けやすい。一般に埠頭(ふとう)の単位面積で工費を比較すると、桟橋は割高となる。[堀口孝男]

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