践履(読み)せんり

精選版 日本国語大辞典 「践履」の意味・読み・例文・類語

せん‐り【践履】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 足でふむこと。ふみつけること。また、あゆむこと。〔詩経大雅・行葦〕
  3. 実際に行なうこと。実践。また、経験すること。
    1. [初出の実例]「雖自知其為貴為一レ霊。然践履不実則又不以為貴為一レ霊也」(出典:古学先生文集(17C後頃)六・雑著)
    2. 「正く規則を践履す可し」(出典:地方官会議日誌‐六・明治八年(1875)六月二七日)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐隗囂伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「践履」の読み・字形・画数・意味

【践履】せんり

ふむ。〔詩、大雅、行〕敦(たん)たる彼の行 牛羊踐履すること勿(なか)れ 方(まさ)に(しげ)り方に體し 維(こ)れ、泥泥たり

字通「践」の項目を見る

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