踏み轟かす(読み)フミトドロカス

デジタル大辞泉 「踏み轟かす」の意味・読み・例文・類語

ふみ‐とどろか・す【踏み×轟かす】

[動サ四]踏んで鳴り響かせる。踏み鳴らす。
「ごほごほと鳴神よりもおどろおどろしく―・す唐臼からうすの音も」〈夕顔

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「踏み轟かす」の意味・読み・例文・類語

ふみ‐とどろか・す【踏轟】

  1. 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 足を強く踏んで、大きな音をひびかせる。踏みとどろこす。
    1. [初出の実例]「あまの原ふみとどろかしなる神も思ふ仲をばさくるものかは〈よみ人しらず〉」(出典:古今和歌集(905‐914)恋四・七〇一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android