踏瀬新田村(読み)ふませしんでんむら

日本歴史地名大系 「踏瀬新田村」の解説

踏瀬新田村
ふませしんでんむら

[現在地名]泉崎村踏瀬

阿武隈川の支流いずみ川北岸にあり、江戸時代に奥州道中沿いに成立した。踏瀬村南西に隣接し新田・新田を併せて踏瀬新田村とよぶ。初め白河藩領、寛保元年(一七四一)越後高田藩領となり、浅川あさかわ代官所(現浅川町)支配、文化六年(一八〇九)幕府領となり高田藩預地として釜子かまのこ陣屋(現東村)支配、文政三年(一八二〇)以降幕府直轄領となる。慶安三年(一六五〇)本多忠義による検地では「ふませ新田」として高一四四石余とある(白河古領村郷高帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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