身振(読み)みぶり

精選版 日本国語大辞典 「身振」の意味・読み・例文・類語

み‐ぶり【身振】

〘名〙
① 身なりや顔かたち。姿かたち。いでたち。
浮世草子好色一代男(1682)七「大門口茶屋にて身ぶりを直し」
② 身のこなし。しぐさ。ふるまい。
※浮世草子・好色二代男(1684)六「立のきしが、又見にもどる身振(ミブリ)、ちいさきなりして、それぞれのかしこさ」
③ 人の所作などのまね。ものまね
咄本・軽口春の山(1768)四「若ひもの、物まね身ぶりをすき」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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