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…近世の浄瑠璃《摂州合邦辻》における俊徳丸は,説経の信徳丸の分身としての位置を占めている。近代になると,折口信夫は小説《身毒丸》(1917‐23稿)を描いているが,癩にむしばまれていく田楽法師身毒丸の美形に重ねて,旅に生きる芸人のはかなさや,芸に賭ける執念のようなものをとらえており,罪深く重苦しいなかにも華やかな哀れさを包みこんだ世界となっている。【岩崎 武夫】。…
※「身毒丸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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