車城跡(読み)くるまじようあと

日本歴史地名大系 「車城跡」の解説

車城跡
くるまじようあと

[現在地名]北茨城市華川町車

後沢うしろざわ標高約五七メートルの丘陵南端に位置する。西南には花園はなぞの川とその支流根小屋ねごや川の沖積地が開け、東から北には丘陵が続き、駒木こまぎ山・小津田こつだ山に接する。沖積地との比高は約四〇メートル。本郭・二の郭・三の郭・帯郭などが南西一直線に並び、直線距離約四〇〇メートルの大規模な連郭式山城で、本郭部には八幡神社が鎮座する。

群馬くるま城とも記され、牛淵うしぶち城・臼庭うすば城ともよばれる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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