軍艦「若宮」

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軍艦「若宮」

海上で発着する水上機を搭載した旧日本海軍の軍艦。関東大震災の約2カ月後に艦長海軍省(当時)に出した報告書などによると、発生時に中国・遼東半島沖に停泊していた若宮は長崎・佐世保港で救援物資を積み、1923年9月10日に神奈川・横須賀沖に到着。18日に東京・品川沖を出発、静岡・清水港へ避難民約600人を輸送するなどし、10月5日に救援活動を終えた。前身の若宮丸の水上機は14年、第1次世界大戦で、ドイツ租借地だった中国・青島偵察や爆弾投下を行った。

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