軍配蜻蛉(読み)ぐんばいとんぼ

精選版 日本国語大辞典 「軍配蜻蛉」の意味・読み・例文・類語

ぐんばい‐とんぼ【軍配蜻蛉】

〘名〙 モノサシトンボ科のトンボ。体長三センチメートル、翅長二センチメートルほどの日本に生息するモノサシトンボ科のうち最小の種。体は黄白色の地に黒褐色斑がある。はね透明本州の関東以西の冷湧泉の渓流などで五~九月に見られるが少ない。おすの中・後肢脛節が白く、軍配団扇(うちわ)状に広がるところからこの名がある。ぐんばいいととんぼ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android