デジタル大辞泉 「転漕」の意味・読み・例文・類語 てん‐そう〔‐サウ〕【転×漕】 《「転」は陸上運送、「漕」は海上運送の意》兵糧を陸と海から運ぶこと。「―に怺こらへ兼ねて百騎二百騎引いて帰る処を」〈太平記・七〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「転漕」の意味・読み・例文・類語 てん‐そう‥サウ【転漕】 〘 名詞 〙 ( 「転」は陸上輸送、「漕」は海上輸送 ) 兵糧を陸と海とから運送すること。[初出の実例]「長江昼夜自滔滔、江畔人家罷二転漕一」(出典:済北集(1346頃か)二・偶作)[その他の文献]〔史記‐蕭相国世家〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「転漕」の読み・字形・画数・意味 【転漕】てんそう(さう) 水陸で物を運ぶ。〔史記、項羽紀〕楚・久しく相ひ持して未だ決せず。丁壯は軍にしみ、老は轉漕に罷(つか)る。字通「転」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報