転盞(読み)テンサン

デジタル大辞泉 「転盞」の意味・読み・例文・類語

てん‐さん【転×盞】

朝廷での宴会で、相伴公卿にも杯を回すこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「転盞」の意味・読み・例文・類語

てん‐さん【転盞】

〘名〙 朝廷の宴会で、さかずきを正客の相伴(しょうばん)の公卿にも回すこと。
建武年中行事(1334‐38頃)三月「五献転盞有るべければ、垣下の座を二枚しく」

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