転経(読み)テンキョウ

デジタル大辞泉 「転経」の意味・読み・例文・類語

てん‐きょう〔‐キヤウ〕【転経】

《「てんぎょう」とも》「転読てんどく」に同じ。
礼仏し―し」〈正法眼蔵洗面

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精選版 日本国語大辞典 「転経」の意味・読み・例文・類語

てん‐きょう‥キャウ【転経】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「てんぎょう」とも ) 経文を読誦すること。また、祈願のために大部の経を初・中・終の数行読んで全体を読んだことに擬すること。転読
    1. [初出の実例]「詔為天下太平百姓安寧、令都下諸寺転経焉」(出典続日本紀‐和銅元年(708)六月己丑)
    2. 「礼仏し、転経し」(出典:正法眼蔵(1231‐53)洗面)

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