転語(読み)テンゴ

デジタル大辞泉 「転語」の意味・読み・例文・類語

てん‐ご【転語】

ある語の意味や音が変化してできた語。五音相通もとに考えた近世国学用語で、今日の国語学では用いない。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「転語」の意味・読み・例文・類語

てん‐ご【転語】

  1. 〘 名詞 〙 あることばから、転じてできたことば。語義語形などがかわってできたことば。主として、五音相通をもとに考えられた。「かみ(上)」から「きみ(君)」に変化したというようなあいまいな古い国学用語として用いられたもので、今日の国語学では用いられない。〔日本釈名(1699)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android