軫悼(読み)しんとう

精選版 日本国語大辞典 「軫悼」の意味・読み・例文・類語

しん‐とう‥タウ【軫悼】

  1. 〘 名詞 〙 ひどくなげきかなしむこと。
    1. [初出の実例]「但時経乱離、悉徒煨燼、言念湮滅、軫悼傷懐」(出典懐風藻(751)序)
    2. [その他の文献]〔宋史‐楊砺伝〕

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普及版 字通 「軫悼」の読み・字形・画数・意味

【軫悼】しんとう(たう)

天子がかなしみなげく。〔宋史、楊伝〕(咸平)二年、卒す。~眞宗軫悼し、宰相に謂ひて曰く、、介直、當(まさ)に任用すべきに方(あた)り、遽(には)かに此(ここ)に淪謝すと。ち雨をして其の喪に臨めり。

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