軸本(読み)ジクモト

デジタル大辞泉 「軸本」の意味・読み・例文・類語

じく‐もと〔ヂク‐〕【軸本/軸元】

軸物の軸に近い部分。また、巻子本かんすぼんの軸に近い部分。巻末

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精選版 日本国語大辞典 「軸本」の意味・読み・例文・類語

じく‐もとヂク‥【軸本】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 軸物の軸に近い部分。巻き物などの終わりのほう。
    1. [初出の実例]「御暦もぢくもとになりぬ」(出典:蜻蛉日記(974頃)下)
  3. 床の間などに掛けた軸物の軸の向かって右端の部分。また、巻子本などの軸の下端部分。〔柳庵随筆(1819)〕
  4. (かぶと)鍬形をさしこむ所。角本。〔類聚名物考(1780頃)〕

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