輝くもの必ずしも金ならず(読み)カガヤクモノカナラズシモキンナラズ

関連語 ベニス

故事成語を知る辞典 の解説

輝くもの必ずしも金ならず

見かけが立派なものが内容も立派だとは限らない、ということ。

[由来] シェイクスピアの「ヴェニス商人―二・七」に見えることば。美しくて頭がよく、おまけに莫大な財産まで持っているというヒロインポーシャは、求婚者が現れるたびに、金・銀・鉛の三つの箱の中から一つを選ぶように求めていました。その中に彼女の肖像が入っていたら、求婚に応じましょう、というのです。あるとき、モロッコ大公が選んだのは、金の箱。その中には、「輝くもの必ずしも金ならず(耀くものが黄金だとは限らない)」と書いた紙が入っているだけでした。

〔異形〕光るもの必ずしも金ならず。

英語〕All that glitters is not gold.

出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報

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