輝北町(読み)きほくちよう

日本歴史地名大系 「輝北町」の解説

輝北町
きほくちよう

面積:八八・九五平方キロ

曾於郡の南西部に位置し、東は大崎おおさき町、北は姶良あいら福山ふくやま町と大隅町、北西は垂水たるみず市、南西は鹿屋かのや市と接する。姶良カルデラの東斜面に位置し、南東方へ緩傾斜し、この傾斜に沿って、志布志しぶし湾に注ぐ肝属きもつき川最上流部のうめわたり川・大鳥おおとり(平房川)堂籠どうごもり川が並行して流れる。町域の大部分がこれら河川のつくる細長い沖積地とシラス台地からなり、古い集落はほとんど沖積地の湧水地か、台地の縁に散在し、江戸時代を通じて中心的な集落は形成されなかった。国道五〇四号のほか、主要地方道の大崎―輝北線・垂水―大崎線などが通る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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