輿入(読み)こしいり

精選版 日本国語大辞典 「輿入」の意味・読み・例文・類語

こし‐いり【輿入】

  1. 〘 名詞 〙こしいれ(輿入)
    1. [初出の実例]「光姫は又菅領家へ、日ならず輿入(コシイ)りましますにぞ、両家の賑ひ此上なし」(出典人情本・貞操婦女八賢誌(1834‐48頃)六)

こし‐いれ【輿入】

  1. 〘 名詞 〙 嫁の乗った輿を婿の家へかつぎ入れること。転じて、とつぐこと。嫁入り。こしいり。
    1. [初出の実例]「ない木殿むすめ、信長姪女を、養親に成て、伊奈の高遠へ御こし入」(出典:甲陽軍鑑(17C初)品三三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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