日本歴史地名大系 「轟井村」の解説 轟井村とどろいむら 福井県:今立郡今立町轟井村[現在地名]今立町轟井杉尾(すぎお)村の東南に位置する。文明年間(一四六九―八七)と大永年間(一五二一―二八)の大滝寺々庫収納田数帳(大滝神社文書)には轟井の地名を冠する者が数名記されている。正保郷帳によれば田方八三石余・畠方一一七石余。宝暦四年(一七五四)の轟井村御高反別指出帳(矢部家文書)によると村高は二〇一石余で、その内訳は田高九八石余・畑高八〇石余・屋敷高二二石余。同年の轟井村五人組帳・轟井村宗門御改帳(同文書)によると戸口は本百姓二三軒・水呑一五軒・寺一軒で、男八五人・女七七人。頭百姓のうち三家は自村のほか近隣の長五(ちようご)・山室(やまむろ)・杉尾・島(しま)・別印(べついん)の各村に計六七石余の越高を保有していた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by