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辛旽 しんとん Sin Don

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世界大百科事典 第2版の解説

しんとん【辛旽 Sin Don】

?‐1371
朝鮮,高麗末の僧,政治家。名は遍照。字は耀空。母は桂城県玉泉寺の婢。幼時から僧となり,やがて王宮に出入りして恭愍(きようびん)王の信任を得,1366年師傅(しふ)となり辛旽と改名した。権勢家の土地兼併,閥族・世臣の跋扈(ばつこ)等の宿弊改革を願う王の意をうけて,同年以後世臣の排除,田民弁整都監を設置しての大土地私有の改革などを推進したが,急激かつ驕慢なやり方は強い反発を招き,71年水原に流され,殺された。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の辛旽の言及

【恭愍王】より

…即位前,長く元廷に入侍し,元の衰勢を見聞していた王は,1356年親元勢力の誅除,東北領域の元からの奪還,元の年号使用の停止ほかの反元政策を展開し,元との関係を実質的に絶った。内政面では,65年以後辛旽(しんとん)を重用して,権勢家の大土地私有の革正を主眼とする弊政改革に当たらせた。しかし,その後も,倭寇の激化,紅巾の乱,元廷内での反高麗策動の波及等による政局の流動化から,元と完全には手を切れず,元の北走後も,彼ら(北元)との関係は完全に途絶されなかった。…

※「辛旽」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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