閥族(読み)バツゾク

デジタル大辞泉 「閥族」の意味・読み・例文・類語

ばつ‐ぞく【閥族】

身分の高い家柄。また、その一族
閥をつくっている一族や集団。「閥族政治」

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精選版 日本国語大辞典 「閥族」の意味・読み・例文・類語

ばつ‐ぞく【閥族】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 門閥の一族。高貴の家柄。
    1. [初出の実例]「而して彼等が如何なる題目の下に合同談を呼号する乎は問ふ迄もなく、閥族掃蕩、憲政擁護の二語に在るが如し」(出典:東京朝日新聞‐明治三六年(1903)七月一七日)
  3. 閥を作っている一族や党。
    1. [初出の実例]「好丈夫北雷先生在って、閥族(バツゾク)専制にも屈せず、大政党の横暴にも恐れず、検査院の一角に立籠って」(出典:社会観察万年筆(1914)〈松崎天民〉蛮カラ列伝)

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普及版 字通 「閥族」の読み・字形・画数・意味

【閥族】ばつぞく

家柄。

字通「閥」の項目を見る

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