辰巳上り(読み)タツミアガリ

デジタル大辞泉 「辰巳上り」の意味・読み・例文・類語

たつみ‐あがり【××巳上(が)り】

[名・形動]
言葉動作が荒々しいこと。また、そのさま。
おらが家はむかし代官だぞよ、と二言めには―に成りますので」〈鏡花・眉かくしの霊〉
声が調子はずれに甲高いこと。また、そのさま。
「―のとんきょ声」〈浄・盛衰記
江戸深川遊女芸者出身であること。
「焼くはづさ―の小指なり」〈柳多留・一〇四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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