辺幅(読み)ヘンプク

精選版 日本国語大辞典 「辺幅」の意味・読み・例文・類語

へん‐ぷく【辺幅】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 布などのへり。ふち
  3. うわべ。外観。また、それを飾ること。
    1. [初出の実例]「清而淳文而郁、含冲機辺幅」(出典:岷峨集(1313‐28頃)下・題浄隠居士肖像)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「辺幅」の読み・字形・画数・意味

【辺幅】へんぷく

布幅。外面の飾り。〔後漢書、馬援伝〕天下の雄雌未だ定まらざるに、孫(述)、哺(ほ)を吐きて走りて國士をへ、與(とも)に敗を圖(はか)らずして、反つて邊幅を修すること、偶人形の如し。

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