辺幅(読み)ヘンプク

精選版 日本国語大辞典 「辺幅」の意味・読み・例文・類語

へん‐ぷく【辺幅】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 布などのへり。ふち
  3. うわべ。外観。また、それを飾ること。
    1. [初出の実例]「清而淳文而郁、含冲機辺幅」(出典:岷峨集(1313‐28頃)下・題浄隠居士肖像)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「辺幅」の読み・字形・画数・意味

【辺幅】へんぷく

布幅。外面の飾り。〔後漢書、馬援伝〕天下の雄雌未だ定まらざるに、孫(述)、哺(ほ)を吐きて走りて國士をへ、與(とも)に敗を圖(はか)らずして、反つて邊幅を修すること、偶人形の如し。

字通「辺」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む