辺幅(読み)ヘンプク

デジタル大辞泉 「辺幅」の意味・読み・例文・類語

へん‐ぷく【辺幅】

布地などのへり。
まわりから見たようす。外見。うわべ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「辺幅」の意味・読み・例文・類語

へん‐ぷく【辺幅】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 布などのへり。ふち
  3. うわべ。外観。また、それを飾ること。
    1. [初出の実例]「清而淳文而郁、含冲機辺幅」(出典:岷峨集(1313‐28頃)下・題浄隠居士肖像)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「辺幅」の読み・字形・画数・意味

【辺幅】へんぷく

布幅。外面の飾り。〔後漢書、馬援伝〕天下の雄雌未だ定まらざるに、孫(述)、哺(ほ)を吐きて走りて國士をへ、與(とも)に敗を圖(はか)らずして、反つて邊幅を修すること、偶人形の如し。

字通「辺」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android