近所合壁(読み)キンジョガッペキ

デジタル大辞泉 「近所合壁」の意味・読み・例文・類語

きんじょ‐がっぺき【近所合壁】

壁一つを隔てた隣。隣近所

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「近所合壁」の意味・読み・例文・類語

きんじょ‐がっぺき【近所合壁】

〘名〙 (「きんじょかっぺき」とも) 壁一重を隔てた隣。隣近所
※洒落本・客者評判記(1780)素人狂言に実の入た独息子のちょんちょん幕「漸に近所合壁(キンジョカッヘキ)人々の口をいれ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

四字熟語を知る辞典 「近所合壁」の解説

近所合壁

近所の家々。隣近所。

[使用例] 元来この主人は近所合壁有名な変人で現にある人はたしかに神経病だとまで断言したくらいである[夏目漱石吾輩は猫である|1905~06]

[解説] 「合壁」は壁一つ隔てた隣りの家という意味

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android