近松門喬(読み)ちかまつ もんきょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「近松門喬」の解説

近松門喬 ちかまつ-もんきょう

?-1802ごろ 江戸時代後期の歌舞伎作者
近松徳三門下。大坂宮地芝居の作者となり,寛政9年から京都早雲(はやくも)座の立作者をつとめる。11年江戸市村座立作者となり「媠皠雪世界(うつくしきゆきのせかい)」などを合作お家物,世話物にすぐれ,長唄などの作詞もした。享和2年4月ごろ死去。別名に森田門喬。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android