20世紀日本人名事典 「近藤天」の解説
近藤 天
コンドウ タカシ
昭和期の体操選手,実業家 日本体操協会名誉会長。
- 生年
- 明治44(1911)年10月29日
- 没年
- 平成6(1994)年1月23日
- 出身地
- 東京・神田
- 学歴〔年〕
- 早稲田大学専門部法科〔昭和11年〕卒
- 主な受賞名〔年〕
- 藍綬褒章〔昭和52年〕,勲三等旭日中綬章〔昭和61年〕,オリンピック・オーダー銀章〔平成1年〕
- 経歴
- 昭和7年在学中に五輪初出場の日本体操チームの一員としてロサンゼルス五輪に参加。現役引退後は後進の指導にあたり、31年のメルボルン五輪、35年のローマ五輪では体操総監督を務めた。日東鉄工社長として実業のかたわら、体操競技の普及発展に貢献し、国際体操連盟副会長、JOC常任委員、アジア体操連合会長などを歴任。57年日本体操協会会長となり、平成3年名誉会長に就任。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報