日本歴史地名大系 「近見山」の解説 近見山ちかみやま 愛媛県:今治市石井村近見山高縄(たかなわ)半島北部に孤立する。標高二四三・七メートル。今治地方を代表する名山で、瀬戸内海国立公園に含まれる。準平原中の残丘であるため、燧(ひうち)灘・今治市街・来島(くるしま)海峡・芸予の島々・斎(いつき)灘・高縄連山と四方に展望がひらけている。中腹乃万(のま)地区側には環状列石、山麓には阿方(あがた)貝塚はじめ多くの古墳がある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報