精選版 日本国語大辞典 「近餓」の意味・読み・例文・類語 ちか‐がつえ‥がつゑ【近餓】 〘 名詞 〙① 飲食の後に、すぐに空腹を感じること。むやみに飲食したがること。また、その人。[初出の実例]「大食上戸のちかかつえ、むかしも今もあらにくや」(出典:酒食論(室町))② 情欲がはげしく、間断なく異性にせまること。また、その人。多淫。[初出の実例]「さりながら生れついて近(チカ)がつゑ、ちょっと手附にこれかうと」(出典:浄瑠璃・敵討御未刻太鼓(1727)馬揃へ) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例