多淫(読み)タイン

デジタル大辞泉 「多淫」の意味・読み・例文・類語

た‐いん【多淫】

[名・形動]性的欲望が盛んなこと。淫事が過ぎること。また、そのさま。「多淫な(の)人」
[類語]淫らみだりがわしい卑猥ひわい淫猥いんわい猥褻わいせついやらしい淫靡いんび淫乱いかがわしいエロチックエッチ官能的肉感的扇情的性的あだっぽい色気なまめかしい色っぽいあだ色香つやっぽいあでやか濃艶妖艶あで姿セクシーチャーミングコケットリーコケティッシュエロセクシュアル不身持ち不品行ふしだら不行状不行跡淫蕩好きしゃ好きもの色好み色情狂色気違い自堕落エロい好色放蕩遊蕩邪淫荒淫姦淫かんいん淫奔いんぽん漁色酒色すけこましジゴロ尻軽きわどい淫婦女たらし女狂い

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精選版 日本国語大辞典 「多淫」の意味・読み・例文・類語

た‐いん【多淫・多婬】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 性欲が盛んなこと。淫事の度が過ぎること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「譬ひ多婬なる人有て、好き女を見て愛欲の心をと云とも」(出典今昔物語集(1120頃か)一七)

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