返し立つ(読み)かえしたつ

精選版 日本国語大辞典 「返し立つ」の意味・読み・例文・類語

かえし‐た・つかへし‥【返立】

  1. 〘 他動詞 タ行下二段活用 〙
  2. ① もとの形に建てなおす。以前の繁栄した形にもどす。復興する。
    1. [初出の実例]「南(ありひし)の加羅・㖨己呑(とくことん)を復為興建(カヘシタテ)て任那に合はせむと欲」(出典:日本書紀(720)継体二一年六月(前田本訓))
  3. ② もう一度その位につかせる。復帰させる。
    1. [初出の実例]「みかどこの親王を東宮にかへしたてんの御心」(出典:水鏡(12C後)下)
  4. ③ さかさまに立てる。倒立させる。
    1. [初出の実例]「鞘より勁刷を取出て、手の爪に立てて、井の上に差出でて、四五十度計り返し立てけるを」(出典:今昔物語集(1120頃か)二四)

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