返物(読み)かえしもの

精選版 日本国語大辞典 「返物」の意味・読み・例文・類語

かえし‐ものかへし‥【返物】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 人にかえす物。返却物。また、返礼の品。おかえし。
    1. [初出の実例]「方々返し物に人夫大切候」(出典:実隆公記‐明応五年(1496)八月紙背(勧修寺政顕書状))
  3. 催馬楽(さいばら)などで律から呂(りょ)、あるいは、呂から律へ調子を移してうたうもの。返り声でうたうもの。
    1. [初出の実例]「かへしもののうた あをやぎをかたいとによりて鶯のぬふてふかさは梅のはながさ〈よみ人しらず〉」(出典:古今和歌集(905‐914)神あそびの歌・一〇八一・詞書)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む