迦毘羅衛(読み)カビラエ

精選版 日本国語大辞典 「迦毘羅衛」の意味・読み・例文・類語

かびらえカビラヱ【迦毘羅衛】

  1. 釈迦の生誕地カピラバストゥの漢名。
    1. [初出の実例]「伽毗羅衛にともに契しかひありて文殊の御㒵あひみつるかな」(出典:観智院本三宝絵(984)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の迦毘羅衛の言及

【カピラバストゥ】より

…〈カピラ〉はサーンキヤ(数論)学派の伝説的祖の名で〈バストゥ〉は住所を意味し,〈黄頭仙人住処〉と訳す。また迦毘羅衛(迦惟羅越)(かぴらえ)と音写される。釈尊晩年にはシュラーバスティー(舎衛国)に滅ぼされて衰亡した。…

※「迦毘羅衛」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む