追物(読み)おいもの

精選版 日本国語大辞典 「追物」の意味・読み・例文・類語

おい‐ものおひ‥【追物】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 日本料理の名。魚または鳥の肉などの焼いたもの。
    1. [初出の実例]「件肴物源大納言儲之、饗座追物不定」(出典:御堂関白記‐寛仁元年(1017)一二月四日)
  3. おいものい(追物射)」の略。

おん‐もの【追物】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「おいもの(追物)」の変化した語 ) 獣、鳥などを騎馬背後から射るために、逃げるのを追うこと。

おう‐ものおふ‥【追物】

  1. 〘 名詞 〙 騎馬で、歩兵野獣を追い討ちにするもの。犬追物など。〔色葉字類抄(1177‐81)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む