追遠(読み)ついえん

精選版 日本国語大辞典 「追遠」の意味・読み・例文・類語

つい‐えん‥ヱン【追遠】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「論語‐学而」の「慎終追遠、民徳帰厚矣」による語で、遠い過去を追うの意 ) 先祖の徳を追慕して、その供養を怠らないこと。
    1. [初出の実例]「善きかな、貞婦、追遠して恩を報ず」(出典:日本霊異記(810‐824)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「追遠」の読み・字形・画数・意味

【追遠】ついえん(ゑん)

遠い先祖を祀る。〔論語、学而〕りを愼(つつし)みきをへば、民の厚きに歸す。

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