退休(読み)たいきゅう

精選版 日本国語大辞典 「退休」の意味・読み・例文・類語

たい‐きゅう‥キウ【退休】

  1. 〘 名詞 〙 しりぞいて休むこと。退息。また、官をやめること。
    1. [初出の実例]「此人の退休して居たるなりは、鶴の雲を羽としたが如く」(出典:四河入海(17C前)一七)
    2. [その他の文献]〔宋史‐韓贄伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「退休」の読み・字形・画数・意味

【退休】たいきゆう(きう)

官をやめる。〔鶴林玉露、甲四、誠斎退休〕楊齋(万里)~年未だ七十ならず、南溪の上(ほとり)に休す。老屋一區、かに風雨を庇(おほ)ふ。

字通「退」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android