鶴林玉露(読み)カクリンギョクロ

デジタル大辞泉 「鶴林玉露」の意味・読み・例文・類語

かくりんぎょくろ【鶴林玉露】

中国随筆集。南宋羅大経らたいけい著。1248~52年成立。天・地・人の3部からなり、詩や文学批評中心逸話見聞収録

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精選版 日本国語大辞典 「鶴林玉露」の意味・読み・例文・類語

かくりんぎょくろ【鶴林玉露】

  1. 随筆集。一八巻。羅大経(らたいけい)著。中国、南宋時代、一二四八~五一年成立。文人学者詩文についての論評を中心に逸話、見聞などを収めたもの。天・地・人三部から成る。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「鶴林玉露」の意味・わかりやすい解説

鶴林玉露
かくりんぎょくろ
He-lin yu-lu

中国,南宋の随筆。羅大経の著。 18巻。詩文の評論に,その見解を示したところもあるが,大部分著者の見聞を,記録風に叙述したもので,引用した資料にときに誤りがあると指摘される。

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