退位した天皇

共同通信ニュース用語解説 「退位した天皇」の解説

退位した天皇

天皇が存命中に皇位を退くのは、江戸時代後期の光格天皇以来、約200年ぶりとなる。天皇陛下を含めて125代続くとされる歴代天皇では59例目といわれる。退位した後の天皇は歴史的に「太上天皇」や、その略称とされる「上皇」と呼ばれてきた。今年6月に成立した退位特例法は、退位した天皇を「上皇」、その后を「上皇后じょうこうごう」とすることを定め、敬称はいずれも「陛下」と規定。天皇の住まいである「御所」に対して、歴代の上皇の住まいは「仙洞せんとう御所」と呼ばれた。

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