退食(読み)たいしょく

精選版 日本国語大辞典 「退食」の意味・読み・例文・類語

たい‐しょく【退食】

〘名〙 (朝廷から退出して、家に帰って食事するの意から) 朝廷を退出すること。また、公の職からしりぞくこと。退朝。
※凌雲集(814)和菅祭酒秋夜途中聞笙之什〈藤原冬嗣〉「高天日暮多秋感、退食飛纓下玉京
※俳諧・発句手爾葉草(1833)「予そのこころさしをいみじとして退食のいとまとし」 〔詩経‐召南・羔羊

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普及版 字通 「退食」の読み・字形・画数・意味

【退食】たいしよく

朝廷から家に帰って食事する。〔詩、召南、羔羊〕よりす 委蛇(ゐだ)たり、委蛇たり

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