逆立つ(読み)サカダツ

デジタル大辞泉 「逆立つ」の意味・読み・例文・類語

さか‐だ・つ【逆立つ】

[動タ五(四)]さかさまに立つ。また、横になっているものなどが上向きに立つ。「恐怖のあまり髪の毛が―・つ」
[動タ下二]さかだ(逆立)てる」の文語形

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精選版 日本国語大辞典 「逆立つ」の意味・読み・例文・類語

さか‐だ・つ【逆立】

  1. [ 1 ] 〘 自動詞 タ行五(四) 〙 さかさまに立つ。普通は下を向いたり横になったりしているものが、上へ起こり立つ。
    1. [初出の実例]「天のさかほこさかだったる一滴が固まって」(出典:浄瑠璃・孕常盤(1710頃)一)
    2. 「逆竪(サカダ)つ身毛(みのけ)は」(出典多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉後)
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 タ行下二段活用 〙さかだてる(逆立)

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