逆転眼鏡(読み)ぎゃくてんめがね(その他表記)inverting glasses

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「逆転眼鏡」の意味・わかりやすい解説

逆転眼鏡
ぎゃくてんめがね
inverting glasses

網膜像を逆転させる眼鏡。アメリカの心理学者 G.M.ストラットンが,視覚と方向感覚の関連性を調べる実験に用いた。この眼鏡を8日間着装した結果,初め視覚と身体の方向感覚とが著しくずれ,逆転していたが,日がたつにつれて順応することがわかった。網膜像は本来外界に対して逆転しているが,視野が正立して見えるためには,その逆転が必要条件であるという従来の説をくつがえし,逆転眼鏡によって網膜像と外界の視野とが同じ方向に見えている場合に生じる上下左右の知覚不一致は,経験によって解消されるとした。以後その順応の過程を観察する研究が,知覚・学習分野で盛んに行われている。

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