通らす(読み)とおらす

精選版 日本国語大辞典 「通らす」の意味・読み・例文・類語

とおら‐・すとほら‥【通す】

  1. 〘 連語 〙 ( 動詞「とおる(通)」の未然形に、上代尊敬助動詞「す」の付いたもの ) お通りになる。
    1. [初出の実例]「岩の上に 小猿米焼く 米だにも 食(た)げて騰裒囉栖(トホラセ) 山羊(かましし)老翁(をぢ)」(出典日本書紀(720)皇極二年一〇月・歌謡)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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