日本歴史地名大系 「通因寺」の解説 通因寺つういんじ 愛知県:幡豆郡幡豆町鳥羽村通因寺[現在地名]幡豆町鳥羽 川坂真宗大谷派、本尊阿弥陀如来。由緒によれば初め天台宗、迫(はざま)の六右衛門の屋敷にあったが、のちに五〇〇メートル南の里へ移転し、さらに現在地へ移ったという。創立は応永二年(一三九五)と伝える。本尊は約六〇センチの坐像で損傷が多く、鳥羽神宮廃寺境内の阿弥陀堂に安置されてあったのを同廃寺が兵火で被災したのをきっかけに移したものという。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by