通夜僧(読み)つやそう

精選版 日本国語大辞典 「通夜僧」の意味・読み・例文・類語

つや‐そう【通夜僧】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 寺院に参籠して、夜通し読経勤行などする僧。通夜籠りをする僧。
  3. 死者の棺の側で、終夜つめて読経などする僧。
    1. [初出の実例]「晩には通夜僧(ツヤソウ)が来て御経を上げた」(出典:彼岸過迄(1912)〈夏目漱石〉雨の降る日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android