通好(読み)つうこう

精選版 日本国語大辞典 「通好」の意味・読み・例文・類語

つう‐こう‥カウ【通好・通交】

  1. 〘 名詞 〙 親しい交わりを結ぶこと。よしみを通じること。
    1. [初出の実例]「人倫互に扶助する所の功用のもの、是ぞ通交同好の要枢なるものなりける」(出典:異人恐怖伝(1850)上)
    2. 「貴国と通好(ツウカウ)致度」(出典:近世紀聞(1875‐81)〈条野有人〉初)
    3. [その他の文献]〔北周書‐柳帯韋伝〕

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普及版 字通 「通好」の読み・字形・画数・意味

【通好】つうこう(かう)

好誼を結ぶ。〔三国志、呉、孫皓伝注に引く呉録〕晉にひす。、(張)儼に謂ひて曰く、今南北好す。君を以て出の才りと爲す。故に相ひ屈行すと。

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