精選版 日本国語大辞典 「貴国」の意味・読み・例文・類語 き‐こく【貴国】 〘 名詞 〙① 尊い国。[初出の実例]「百済の王、東の方に日本の貴国有ことを聞て、臣等遣て其貴国に朝でしむ」(出典:日本書紀(720)神功摂政四六年三月)② 相手の国に対する敬称。あなたの国。[初出の実例]「入二朝貴国一慙二下客一」(出典:文華秀麗集(818)上・七日禁中陪宴詩〈釈仁貞〉)「そうすると、酒を飲みながら文学の話をしてもいいんだな、貴国でも」(出典:瓦礫の中(1970)〈吉田健一〉三)[その他の文献]〔国語‐周語〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例