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通検推排 つうけんすいはいtong-jian tui-pai; t`ung-chien t`ui-p`ai

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

通検推排
つうけんすいはい
tong-jian tui-pai; t`ung-chien t`ui-p`ai

中国,で行われた物力銭を課税するための資産査定。世宗の大定4 (1164) 年に官田,私田以外の,おもに漢人私有財産である田園,現住居宅以外の邸舎,車,畜類,現金,国外で贈与された臨時収入などを査定した。翌年手直しされてから約 10年に1度行われ,泰和8 (1208) 年の第5回が最後。海陵王の失政による財政難を打開するためであったので査定はきびしかった。査定は多く地方官が行なった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典内の通検推排の言及

【物力銭】より

…物力銭は独立の税であったが,また賦役や免役銭を課す基準にもなった。こののちも負担の公平を期すために財産調査はほぼ10年ごとに行われたが(通検推排という),物力銭の総額はほとんど変化しなかった。これに対して物力銭に従って課された賦役や免役銭はしだいに過重になっていった。…

※「通検推排」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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