速雨(読み)はやさめ

精選版 日本国語大辞典 「速雨」の意味・読み・例文・類語

はや‐さめ【速雨・暴雨】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 急に強く降る雨。にわかあめ。むらさめ。はやさあめ。
    1. [初出の実例]「一座一句物〈略〉五月雨、夕立、村雨、早雨、嵐」(出典:連理秘抄(1349))
  2. [ 2 ] にわかあめが物をくさらせる意から、くさらせる意の「くたす」と類音を持つ地名「くたみ」「ふたみ」にかかる。
    1. [初出の実例]「その時、波夜佐雨(ハヤサメ)久多美の山と詔(の)り給ひき」(出典出雲風土記(733)楯縫)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む